瑞林寺(ずいりんじ)(埼玉県熊谷市妻沼2485)
瑞林寺 阿弥陀一尊種子板碑(鎌倉時代後期 正安二年 1300年、緑泥片岩、地上高 108Cm 下幅 42Cm)
文永八年(1271)断碑の後方に安置されている。身部に阿弥陀如来の種子「キリーク」を大きく荘厳体で薬研彫する。 |
板碑 上部
頂部は水平で、身部は輪郭を巻く
板碑 下部
中央に正安二年(1300)の紀年銘、左右に願文を刻む。摩耗が激しい。
阿弥陀三尊種子板碑(南北朝時代 延文二年 1357年、高さ 65Cm) | 阿弥陀一尊種子板碑(鎌倉後期 正応元年 1288年、高さ 38Cm) |
瑞林寺(ずいりんじ)五輪塔(埼玉県熊谷市妻沼2485)
瑞林寺 五輪塔(凝灰岩)、貞和四年(1348)五月二十三日に没した、瑞林寺開基の大河内孫十郎政信の供養塔と伝える |
五輪塔の石材は、群馬県 天神山産の白色できめ細かい凝灰岩が使われている。
覆屋に安置されている石造遺品
境内・地区内に散在していたものを昭和44年(1969)に合祀した
瑞林寺 (ずいりんじ) (曹洞宗)
*JR熊谷駅前から朝日バス太田駅行きに乗車、「東岡バス停」下車 南方向へ徒歩 約2分。
(撮影:平成22年11月20日)