建長元年銘 阿弥陀一尊種子板碑 (埼玉県越谷市御殿町3-36)
阿弥陀如来の種子「キリーク」を正面に刻んだ板碑で、越谷市最古 鎌倉時代中期 建長元年(1249)の紀年銘がある。
建長元年 阿弥陀一尊種子板碑 (市指定文化財、鎌倉時代中期 建長元年 1249年、緑泥片岩、高さ 155Cm 下幅 56Cm)
頭部山形、下に二条線、身部は中央に大きく阿弥陀如来の種子「キリーク」、下方に「建長元年(1249)」の紀年銘を刻む。 |
板碑 頭部
頭部山形は低く、下に二段の切込、身部の輪郭はない。
板碑中央、阿弥陀如来の種子「キリーク」を薬研彫する。 | 身部下方の刻銘:「建長元年(1249)、己、酉」 |
板碑下方
中央に「建長元年(1249)、己、酉」と刻まれている。
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建長元年 阿弥陀一尊種子板碑 (市指定文化財、鎌倉時代中期 建長元年 1249年)
建長(1249~56)期の魁(さきがけ)となる板碑で、元荒川右岸の御殿町地内に立っている。
*東武伊勢崎線 「越谷駅」下車 、北方向へ徒歩 約15分。
(撮影:平成24年11月14日)