西円寺(さいえんじ)(埼玉県加須市下崎1754)
阿弥陀如来の種子を正面に刻んだ板碑で、鎌倉時代中期 建長年間(1249~56)銘の板碑。
西円寺 阿弥陀一尊種子板碑 (鎌倉時代中期 建長年間 1249~56年、緑泥片岩、高さ 168Cm 下幅 60Cm)
門を入って本堂手前、左手側に立つ。塔身は、蓮華座上に阿弥陀如来の種子「キリーク」を薬研彫する。下部の刻銘は摩耗が激しい |
板碑 上部
頭部は低い山形、その下に二段の切込、身部は一重線の輪郭を巻く。
深く刻まれた阿弥陀の種子「キリーク」 | 板 碑 背 面 |
板碑、下方の刻銘
刻銘は摩耗が激しく、中央の蓮華座の下、「建長」年号が読めるという
西円寺(さいえんじ)延慶四年銘 阿弥陀種子板碑 石仏と石塔-目次!
西 円 寺 (さいえんじ)
*東武伊勢崎線 加須(かぞ)駅前から朝日バス 鴻巣駅・免許センター行きバスに乗車、「下崎バス停」下車 、西北方向へ 約1.2Km。
(撮影:平成22年4月9日、平成25年3月7日)