天満宮(てんまんぐう)石燈籠

 天満宮(てんまんぐう)(大阪府池田市畑3-15-8)

   四角型石燈籠で、南北朝時代後期 永和四年(1378)の刻銘がある。

天満宮(てんまんぐう)石燈籠(市指定文化財、南北朝時代後期 永和四年 1378年、花崗岩、高さ 164.5Cm)

請花・宝珠、五輪塔の風・空輪を流用する
四角型の石燈籠で、金属の柵に囲まれて境内の右手に立っている 火袋、六角形で当初は四角形であったといわれている

笠は、上端に露盤をつくる。軒反(のきぞり)が美しい

中 台

側面は無地、下端は繰形とする

竿(さお)は大面取りとし、南面に「永和二二(四)(1378)戊午二月廿五日」の刻銘がある

基  礎

基礎は、後補で四角い石を流用する

 天満宮(てんまんぐう)阿弥陀種子板碑                     石仏と石塔-目次!

天満宮 拝殿

 石燈籠(いしどうろう)

*阪急宝塚線池田駅より 阪急バスで「西畑バス停」下車、徒歩1分。

(撮影:平成20年6月10日、平成23年5月9日)