松尾(まつお)五輪塔

 松尾(まつお)五輪塔(大分県臼杵市野津町大字亀甲字松尾)

松尾五輪塔(県指定文化財、推定 鎌倉時代、安山岩、高さ 224Cm)

風・空輪(空輪は宝珠の形で、一石でつくられている)
塚田バス停南東 約1Kmの小高い丘の上にある 火輪、(軒は内に切っている)

五輪塔 水輪、ほぼ球形で鑿の痕が残っている

五輪塔の四方には、月輪の中に四門の梵字が刻まれている(東:発心門、南:修行門、西:菩提門、北:涅槃門)

五輪塔 地輪

側面は月輪内に梵字が刻まれている

 名塚(なづか)(正光寺)五輪塔                        石仏と石塔-目次!

地元では、五輪塔を「虎御前の墓」と呼び、安産のご利益があるという

五輪塔紀年順  羽室御霊社 五輪塔(鎌倉後期〜南北朝時代)  五輪塔-紀年順-目次

*水尾九重石塔から臼杵磨崖仏の方へ約1Km歩くと塚田の集落にでる。臼杵市コミュニティバス「塚田バス停」の手前、50m位の所に松尾五輪塔への矢印がたっている。その方向へ向かうと松尾方面で、約1Km歩くと小高い丘に五輪塔が立っている。

(撮影:平成20年11月21日)