春日神社(かすがじんじゃ)石燈籠

 春日神社(かすがじんじゃ)(奈良県山辺郡山添村春日)

春日神社石燈籠(村指定文化財、鎌倉時代後期 正中二年 1325年、花崗岩、高さ 193Cm)

笠、宝珠の下、請花が欠損している
六角型の石燈籠で、竿に「正中二乙丑四月日」の紀年銘がある 火袋は、火口二面、丸窓二面、残り二面は月輪内に梵字を刻む

中 台

中台は、上面に反花、下面に単弁の蓮弁、側面は二区で右回りの走獅子を陽刻する。

火袋側面、月輪内に、種子(梵字) 「ウーン(阿閦如来)」を刻む 火袋側面、月輪内に、種子(梵字)「キリーク(阿弥陀如来)」を刻む

基 礎

基礎上端は、複弁の反花、中央の竿受け円座の周りに小蓮弁、側面は二区に分かち内に格狭間をつくる

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春日神社拝殿

石燈籠は、拝殿の向かって右側に説明板とともに立っている

 石燈籠(いしどうろう)

*JR・近鉄奈良駅前から奈良交通バス 下水間行きに乗車、「春日バス停」下車 徒歩 5分。または、JR・近鉄天理駅前から三重交通バス 上野産業会館前行きに乗車、「春日バス停」下車 徒歩5分。

(撮影:平成20年7月22日)