壷阪寺(つぼさかでら)宝篋印塔

 壷阪寺(つぼさかでら)(奈良県高市郡高取町壷阪3)

壷阪寺(つぼさかでら)宝篋印塔(鎌倉時代中期、花崗岩、高さ217Cm)

塔身、蓮華座上月輪内に金剛界四仏の種子を刻む(タラーク:宝生如来)
宝篋印塔は重文の三重塔奥、眼鏡供養塔の右側に立っている 塔身、蓮華座上月輪内に金剛界四仏の種子を刻む(ウーン:阿閦如来)

笠は、珍しい下三段、上は通常の六段、隅飾は三弧輪郭付で内に蓮華座上小月輪に梵字「ア」を刻む

塔身、蓮華座上の月輪内に金剛界四仏の種子を薬研彫りする(左、アク:不空成就・右、キリーク:阿弥陀如来))

基礎は埋まっているが、高さ26Cmで低い。基礎上に別石の単弁反花座(かえりばなざ)を据える

相輪は立派で、上から宝珠・竜車・水煙・九輪・請花・伏鉢で、木造層塔の配列。水煙が四方に突き出ていて力強い

壷阪寺三重塔(重要文化財、室町時代 明応六年 1497年、本瓦葺、高さ 23.06m)

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壷阪寺礼堂(らいどう)(重要文化財、室町時代、間口五間、奥行き四間、一重入母屋造、本瓦葺)

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*近鉄吉野線「壺阪山駅」から近鉄バスで10分、「壷阪寺バス停」 下車 徒歩5分

(撮影:平成20年7月26日)