泉徳寺(せんとくじ)(奈良県吉野郡大淀町今木1394)
蔵王堂の外にも、堂内の石像と一具であったと思われる同年代の石像が多数 安置されている
泉徳寺 蔵王堂外の石像群 (町指定文化財、室町時代後期、花崗岩)
泉徳寺 天女・不動・大日 石像(町指定文化財、室町時代後期、花崗岩、高さ 125Cm) |
自然石に、上から飛天女、不動明王立像、智拳印を結ぶ大日如来坐像を刻んでいる。とりわけ大日如来の使者とされる不動明王が大きく表現されている
天女・不動・大日 石像の不動明王
泉徳寺 十一面観音立像(町指定文化財、室町時代後期、花崗岩) |
泉徳寺 二神坐像 (町指定文化財、室町時代後期、花崗岩、高さ 52Cm)
備中式の道祖神で、男女の二神像を半肉彫りする。奈良地方で見られるのはここだけ。
石像(町指定文化財、室町時代後期) |
上部に坐像の石仏、下部に不動明王と思われる像が刻まれている
他にも、地蔵や阿弥陀 等を刻んだ小石仏が、蔵王堂の外に安置されている(町指定文化財、花崗岩) |
泉徳寺 仁王門
泉 徳 寺
*JR和歌山線・近鉄吉野線「吉野口駅」から東南方向へ徒歩 約30分。
(撮影:平成22年3月3日)