中山念仏寺(奈良県天理市中山町)
地蔵坐像石仏(南北朝時代 貞和五年 1349年、高さ 82Cm 像高 45.5Cm)
自然石に蓮華座に坐す右手錫杖・左手宝珠の地蔵を半肉彫りする。善教 作。長岳寺 奥の院道にも同年 同形作の地蔵石仏がある |
中山念仏寺 門前の小石仏
*JR桜井線「柳本駅」下車 徒歩 (撮影:平成19年12月24日)
中山観音堂石棺仏(天理市中山町)
山の辺の道沿いに中山観音堂がある
中山観音堂石棺仏(鎌倉時代、凝灰岩、高さ 89Cm 幅 42Cm 像高31Cm)、観音堂の門前に小石仏が約三十体あるうちの一体 |
*JR桜井線「柳本駅」下車 徒歩 (撮影:平成19年12月24日)
関の地蔵全景(覆堂の中に安置されている)
六字名号板碑(室町時代 永禄元年 1558年、高さ171Cm) | 関の地蔵(室町時代 天文十九年 1550年、花崗岩、高さ143Cm) |
関の地蔵は光背に七個の種子を刻み、像の左右に「法華千部供養 道全阿弥陀仏」「天文十九年(1550)九月吉日円明施主□□」の刻銘がある
阿弥陀石仏(室町時代後期 天文二十年 1551年、高さ 143Cm 幅 60Cm)
上部を欠失している。「天文廿年(1551)八月吉日」の銘がある
*JR桜井線「長柄駅」下車 徒歩 (撮影:平成19年12月24日)
奈良の隔夜堂と初瀬長谷寺とを往来し、一夜ずつ宿泊して修行を行う行を中世から江戸期にかけ行っていた。
旭寺跡観音石仏(室町時代後期 天文二十三年 1554年、花崗岩、高さ 128Cm 像高 95Cm)
早朝に奈良と長谷寺を出発した僧たちがこのあたりで朝日を迎えることから旭寺が建っていたという
旭寺の本尊、聖観音菩薩で隔夜僧覚円が室町時代後期 天文二十三年(1554)に造立した。像は蓮華座に立つ観音を半肉彫りする |
光背に「天文廿三年甲寅」「十二月日各夜覚円」の刻銘がある
*JR桜井線「長柄駅」下車 徒歩 (撮影:平成19年12月24日)