福満寺(ふくまんじ)地蔵石仏

 福満寺(ふくまんじ)(奈良県生駒市上町1573)

  鎌倉時代後期 永仁六年(1298)の在銘地蔵石仏。寺院は、融通念仏宗。

福満寺(ふくまんじ)地蔵石仏 (鎌倉時代後期 永仁六年 1298年、花崗岩、高さ 174.5Cm)

蓮華座を設け、その上に 舟形光背をつくり前面に右手錫杖、左手に宝珠を持つ地蔵菩薩立像を厚肉彫りする。

地蔵 頭部

像高は 110Cm。お顔は、引き締まった顔立ちで、像容も整っている。永仁六年(1298)の銘があり、この地方で屈指の古い年号を持つ

地蔵 下部

高さ 32Cmの二重蓮華座が設けられている

光背部、像の左右に「奉造立地蔵菩薩、為六道四生・・・」「永仁六年(1298)戊戌八月廿四日」の薄い刻銘がある

地蔵が安置されている覆屋

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福満寺(ふくまんじ)

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*近鉄 富雄駅前から奈良交通バス「庄田行き」バス乗車、「真弓橋バス停」下車 西方向へ 徒歩 約6分。

(撮影:平成22年7月8日)