妙円寺跡(みょうえんじあと)長禄二年銘五輪塔

 妙円寺跡(みょうえんじあと)(宮崎県宮崎市大字浮田字中間437-1)

  本勝寺(顕本法華宗)の境内に立つ681基の五輪塔の一基。水輪に室町時代中期 長禄二年(1458)の紀年銘がある。

妙円寺跡(みょうえんじあと) 五輪塔 (県指定文化財、室町時代中期 長禄二年 1458年、凝灰岩)

 
各輪に「妙・法・蓮・華・経」と刻まれている。  空・風輪、一石で彫成。空輪が大きい。 

火 輪

軒口は分厚く、軒は緩やかに反る。

五輪塔 水輪

中央に「妙・法・蓮・華・経」の華の字、右に「沙弥口秀」の造立者名、左に「長禄二(1458)戊刁(寅)三月十八」の紀年銘が刻まれている。

刻銘:「長禄二(1458)、戊刁(寅)、三月十八」 刻銘:「沙弥口(眷?)秀」

五輪塔 地輪

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本勝寺(顕本法華宗)

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*JR日豊本線 「宮崎駅前から、宮崎交通バス「鬼子母神前バス停」下車、細い道を南西方向へ徒歩 約4分。

(撮影:平成26年5月29日)