妙円寺跡(みょうえんじあと)応永十七年銘五輪塔

 妙円寺跡(みょうえんじあと)(宮崎県宮崎市大字浮田字中間437-1)

  本勝寺(顕本法華宗)の境内に立つ681基の五輪塔の一基で、昭和十一年に発掘された。水輪に室町時代前期 応永十七年(1410)の紀年銘がある。

妙円寺跡(みょうえんじあと) 五輪塔 (県指定文化財、室町時代前期 応永十七年 1410年、凝灰岩)

空・風輪、一石で彫成。空輪が大きい。
五輪塔は、一具のものか不明。 火輪、軒口はやや厚く、緩やかに反る。

五輪塔 水輪

水輪に「妙・法・蓮・華・経」の華の字、「応永十七(1410)」の紀年銘が刻まれている。

刻銘:「广永十七(1410) 石塔群の最も古い五輪塔は、南北朝時代至徳二年(1385)という。

五輪塔 地輪

現地説明

 妙円寺跡(みょうえんじあと)長禄二年銘 五輪塔                      石仏と石塔-目次!

妙円寺跡(みょうえんじあと)石塔群〈部分)

五輪塔紀年順  慶徳寺(けいとくじ) 五輪塔(室町時代前期).  五輪塔-紀年順-目次

*JR日豊本線 「宮崎駅前から、宮崎交通バス「鬼子母神前バス停」下車、細い道を南西方向へ徒歩 約4分。

(撮影:平成26年5月29日)