慶徳寺(けいとくじ)五輪塔

 慶徳寺(けいとくじ)(兵庫県小野市河合中町737)

慶徳寺 五輪塔(市指定文化財、室町時代前期 応永二十五年 1418年、流紋岩、高さ185Cm)

五輪塔 風・空輪、一石で彫成されている
慶徳寺の門をくぐり左手奥、覆屋の中に北面して安置されている 火輪、軒口は厚く、隅降棟が湾曲する室町時代的形式

五輪塔 水輪

最大径が上部にある壺型をしている

正面の各輪にのみ、五輪塔四門の内、東方 発心門の梵字「キャ・カ・ラ・バ・ア」を上から下に刻んでいる

五輪塔 地輪

正面に梵字アー」を薬研彫する

刻銘:「勧進沙門 敬白、応永廿五年十一月十日」 「右一結逆修者為祈各之、現為二世願奉造立口」

五輪塔の地輪、正面に向かって左面(東面)の左右に刻銘があり、室町時代前期の応永二十五年(1418)に生前の供養を願って集まった衆が造立した

五輪塔 基壇

一枚板で造られている

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慶徳寺(けいとくじ)

慶徳寺は、曹洞宗の寺院

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*JR加古川線「青野ヶ原駅」下車、南方向へ徒歩 約9分。

(撮影:平成22年2月8日)