(偈頌)
妙国寺(みょうこくじ)(宮崎県日向市細島373)
妙国寺門前に立つ板碑で、紀年銘は不明。塔身に法華経 方便品に出る偈(げ)が刻まれている。
妙国寺(みょうこくじ)題目板碑(偈頌) (紀年銘不明、凝灰岩)
妙国寺 門前に立つ。中央に七字題目、その両側に法華経 方便品に出る偈(げ)、下方の刻銘は苔のため不明。 |
板碑、頭部
頭部山形、下に二条の切込、額部 中央に日輪を陰刻し突出する。
板碑、上方
題目の両側に法華経 方便品に出る偈(げ)、「佛種従縁起、是故説一乗」を刻む。
「佛種従縁起」 → | 「是故説一乗」 |
法華経 方便品に出る偈
偈(げ):「仏種従縁起(ぶっしゅじゅうえんぎ)、是故説一乗(ぜこせついちじょう)」
[ 仏種は縁に従って起ると知り、この故に一乗を説きたもう。]
板碑、下方
一面が苔に覆われており、刻銘は不明。根部は、突出する。
妙国寺(みょうこくじ)題目板碑 (宮崎県日向市細島373)
妙国寺(みょうこくじ)題目板碑 (紀年銘不明、凝灰岩) - |
妙円寺跡(みょうえんじあと)応永十七年銘 五輪塔 石仏と石塔-目次!
妙国寺(みょうこくじ)(日蓮宗)
大石寺三祖 日目の弟子 日郷により、康永元年(1342)に開かれた。日叡は、妙国寺 二祖に位置づけられている。
*JR日豊本線 「日向市駅」から東方向へ 約4Km。
(撮影:平成26年5月28日)