定善寺慶長七年銘題目板碑(南壇 北向き、東から10基目)

 定善寺(じょうぜんじ)(宮崎県日向市大字財光寺7295)

   安土桃山時代 慶長七年(1602)の紀年銘がある題目板碑で、偈頌(げじゅ)は刻まれていない。

     定善寺(じょうぜんじ)題目板碑 ( 安土桃山時代 慶長七年 1602年、凝灰岩 )     -
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南壇北向き、東から十基目(西端)。中央に七字題目、下方の両側に造立趣旨と紀年銘が刻まれている。

板碑、頭部

頭部の山形は背が低く、下に二条の切込、額部は突出する。

板碑、身部 刻銘:慶長七年、癸刁(寅)、二月」

身部の刻銘は、中央に大きく「南無妙法蓮華経」の七字題目、

下方両側に「道口菩提也」、「慶長七年(1602)、癸刁(寅)二月」と刻まれている。

板碑、下部

刻銘:「道口菩提也」、「慶長七年(1602)、癸刁(寅)二月」

南壇、北向き 題目板碑 十基

本題目板碑は、向って右端(西)。

 定善寺(じょうぜんじ)慶長八年銘 題目板碑                 石仏と石塔-目次!

定善寺(じょうぜんじ)題目板碑群 四十基 (室町時代後期~江戸時代前期、凝灰岩)

向かって左側が北壇で背中合わせに各10基ずつ計20基、右側の南壇も背中合わせに各10基ずつ計20基の板碑が立つ。

 板碑(いたび)

*JR日豊本線 「日向市駅」から南方向へ徒歩 約15分。

(撮影:平成26年5月28日)