本善寺(ほんぜんじ)(宮崎県日向市日知屋1379-1)
安土桃山時代 天正十三年(1585)の紀年銘がある板碑で、偈(げ)は刻まれていない。
本善寺(ほんぜんじ)題目板碑 (安土桃山時代 天正十三年 1585年、凝灰岩、高さ 78.2Cm 幅 24.8Cm) |
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寺院北側の墓地 南西端の一画に立つ。中央に「南無妙法蓮華経」の七字題目、下方に造立者名と紀年銘を刻む。 |
板碑、頭部
頭部山形、下に二条の切込、額部は突出する。
板碑、下方
刻銘は、向って右側に「沙門道政」、左側に「天正十三(1585)、乙酉、文月(七月)」と刻まれている。
刻銘:「天正十三(1585)、乙酉、文月(七月)」 | 刻銘:「沙門道政」 |
板碑、根部
根部は、突出する。
題目板碑群
本題目板碑は向って右から六基目(写真、左端)。少し離れて、もう一基 左側に立っている。
板碑群の前面に配置された三基の五輪塔
五輪塔は、空・風・火・水・地輪に一字づつ「妙法蓮華経」と刻まれている。
本善寺(ほんぜんじ) (日蓮正宗)
*JR日豊本線 「日向市駅」から南東方向へ 約2.3Km。
(撮影:平成26年5月28日)