滝仙寺(りゅうせんじ)九重石塔

 滝仙寺(りゅうせんじ)(三重県伊賀市滝236)

滝仙寺十三重石塔(県指定文化財、南北朝時代前期 観応二年 1351年、凝灰岩、高さ 329Cm)

初層軸部、舟形を彫りくぼめ顕教四仏を半肉彫りする(正面:弥勒)
十三重石塔は、門を入って右手、本堂前に立っている 初層軸部、舟形を彫りくぼめ顕教四仏を半肉彫りする(北面:薬師如来)

屋根は軒が厚く、両端で軒反(のきぞり)をしめす。軒裏に薄く一段の垂木型を刻出する

初層軸部、舟形を彫りくぼめ顕教四仏を半肉彫りする(背面:釈迦如来)
初層軸部、舟形を彫りくぼめ顕教四仏を半肉彫りする(南面:阿弥陀如来) 石塔は、南北朝時代前期 観応二年(1351)の在銘塔

基  礎

南面に「右志者、為一切衆生、皆成仏道成、観応二年(1351)二月十八日、右願主、僧和泉」の刻銘が入る

九層目屋根、軒下に薄く一重の垂木型、頂部に露盤を刻みだす
大洞石製で、姿が美杉町の国津神社十三重石塔によく似ている 基礎の下に切石の基壇を置き、上に後補の五輪塔反花座を挿入する

塔身、四方仏座像の下に薄く蓮華座を線刻する。四方仏の像容は美しい

相輪は、水煙がつく層塔型、九輪が縮まり時代が南北朝に入った 門をはいって右手にある石造 阿弥陀如来立像

滝仙寺(りゅうせんじ)門前の無縁墓

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滝 仙 寺 (りゅうせんじ)

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*近鉄大阪線 「伊賀上津駅」下車 北東方向へ 徒歩 約53分。

(撮影:平成21年8月15日)