大原念仏寺(おおはらねんぶつじ)五輪塔

 大原念仏寺(おおはらねんぶつじ)(京都府京都市左京区大原来迎院町270)

大原念仏寺五輪塔(鎌倉時代中期 弘安九年 1286年、花崗岩、高さ 147Cm)

空・風輪 (後補のものだが調和がとれている)
大原念仏寺の二軒北側、来迎院町集会所の敷地に立っている 火輪 (軒口は厚く反りはゆるやか)

南面に「弘安九年(1286)丙戌六月廿七日」の紀年名が刻まれている

水輪 (球形に近い)
地輪 (背の低い造りになっている) 紀年名のある南面の横には、石碑が置かれ刻銘を保護している

正面のみに、菩提門の梵字が刻まれている

 小町寺(こまちでら)五重石塔と宝篋印塔                     石仏と石塔-目次!

大 原 念 仏 寺

五輪塔紀年順  安楽寿院(あんらくじゅいん)五輪塔(鎌倉時代中期)  五輪塔-紀年順-目次

*JR京都駅前・京阪出町柳駅前から京都バス 大原行きに乗車、終点「大原バス停」下車、徒歩10分。三千院より南へ約100m、大原念仏寺の北に来迎院町集会所があり、その敷地の南東側に立っている。

(撮影:平成20年11月25日)