大原北墓地(おおはらきたぼち)宝篋印塔(京都市左京区大原勝林院町)
大原北墓地 宝篋印塔(鎌倉時代後期 正和二年 1313年、花崗岩、高さ 166Cm)
塔身、月輪内に胎蔵界四仏の種子を薬研彫りする(アー:開敷華王) | ||
石塔は、勝林院本堂の向かって左側、奥の墓地入口に立っている | 塔身、月輪内に胎蔵界四仏の種子を薬研彫りする(アン:無量寿) |
笠の段形は、下二段、上六段、二弧輪郭付で内は無地
塔身、月輪内に胎蔵界四仏の種子を薬研彫りする(アク:天鼓雷音) | ||
塔身、月輪内に胎蔵界四仏の種子を薬研彫りする(ア:宝幢) | 基礎に、鎌倉時代後期 正和二年(1313)の紀年銘がある |
基礎上端は二段、側面は輪郭を巻き内に格狭間を作る。輪郭内両側と格狭間内に刻銘がある
刻銘:「念仏諸衆」「為往生極楽」「正和二年(1313)十一月日」
相輪は、下から伏鉢・請花・九輪・請花・宝珠 | 二弧で、輪郭が付いている隅飾(すみかざり) |
宝篋印塔の周りには、小石仏が置かれている
勝林院宝篋印塔の三年前(正和二年 1313年)、念仏衆により造立された
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*JR京都駅よりバスターミナル「C3のりば」より17号または18号系統「大原」行き、終点下車。勝林院本堂横、向かって左側の小道を奥(北)へ約100m
(撮影:平成20年11月25日)