称名寺(しょうみょうじ)(神奈川県横浜市金沢区金沢町212-1)
金沢(かなさわ)北条氏一門の菩提寺で金沢氏の祖 北条実時が正嘉二年(1258)に居館内に営んだ持仏堂から発した
北条顕時(あきとき)五輪塔
北条顕時(あきとき)五輪塔(国史跡、南北朝時代、安山岩、高さ 205Cm)
五輪塔、空・風輪部 | ||
顕時は北条実時の子で、実時と力を合わせ称名寺を整備した | 五輪塔、火輪部 |
北条顕時五輪塔、水輪部
昭和十年(1935)この五輪塔の下から青磁壷(重文、高さ 23Cm)が発見され南北朝時代の供養塔と確認された
金沢貞顕(かねさわさだあき)五輪塔
金沢貞顕(さだあき)五輪塔(国史跡、南北朝時代、安山岩、高さ 236Cm)
貞顕(1278〜1333)は顕時の子で、六波羅探題を務め、後 第十五代鎌倉幕府の執権となった |
称名寺の広々とした境内の奥、西側に五輪塔は立っている
五輪塔から西に崖がありトンネルをこえると金沢文庫がある
神奈川県立金沢(かなざわ)文庫
北条実時(1224〜1276)の死の直前 建治元年(1275)ころに和漢の書籍をあつめた金沢文庫が開かれた
現在は神奈川県立金沢文庫として復興し中世文化に関する博物館兼図書館として貢献している
東昌寺(とうしょうじ)五輪塔(高養寺・旧 慶増院) 石仏と石塔-目次!
惣門(赤門)(国史跡、江戸時代中期 明和八年 1771年再建、四脚門、切妻造、本瓦葺)
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*京浜急行「金沢文庫駅」下車、東へ徒歩 約15分
(撮影:平成20年3月25日)