興福寺(こうふくじ)阿弥陀三尊種子板碑(兵庫県三田市木器207)
興福寺阿弥陀三尊種子板碑(県指定文化財、鎌倉時代後期 嘉暦四年 1329年、高さ 137Cm) |
板碑は、自然石に阿弥陀三尊の種子を上部に、紀年銘を下部に刻む
上:「キリーク(弥陀)」、下左:「サク(勢至)」、右下:「サ(観音)」 | 「嘉暦四(1329)、己巳年、七月十五日」の紀年銘 |
興福寺阿弥陀一尊種子板碑(県指定文化財、南北朝時代 文和三年 1354年、高さ 194Cm) |
板碑は、自然石に阿弥陀如来の種子を上部に、紀年銘を下部に刻む
上部に阿弥陀如来の種子「キリーク」のみを大きく刻む | 下部に「万霊永供養」と「文和三年七月十五日」の紀年銘を刻む |
興福寺(こうふくじ)墓地 宝篋印塔
興福寺墓地 宝篋印塔
墓地の奥に立っている。時代は下がるが隅飾の蕨手(わらびて)文や基礎側面の文様が珍しい
基礎上端は反花座、正面は輪郭を巻き内に図案化された植物を浮彫にする | 基礎右側面、輪郭を巻き近江文様の三茎蓮を浮彫にする |
興福寺の手前にある道標、上部に地蔵坐像を半肉彫りする
興 福 寺 本 堂
*JR・神戸電鉄 三田駅前より神姫バス「波豆川行き」に乗車、「木器北(こうづききた)バス停」下車 南南東方向へ徒歩 8分。
(撮影:平成21年5月14日)