五百羅漢寺（ごひゃくらかんじ）（兵庫県加西市北条町北条1293）
寺の境内に約400体の石仏がある
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| 倶生神立像（くしょうじん）（市文、桃山時代、全高 131Cm) | 炎魔王（市文、桃山時代、全高 98.5Cm 像高 62Cm) |
倶生神は手に閻魔王に報告するための筆記具を持つ。炎魔王は閻魔王と地蔵菩薩と倶利伽羅不動明王の混血で、背後に宝珠をつかんだ蛇体をめぐらす
五百羅漢石仏群（市指定文化財、桃山～江戸時代、凝灰岩）
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| 天女形坐像(市文、桃山時代 慶長十七年 1612年、全高56Cm) | 地蔵菩薩立像（全高 約116Cm、右手錫杖、左手宝珠) |
天女形坐像は刻銘から尼僧の逆修供養のため慶長十七年（1612）に造られたことが分かる
どこか遠くを見つめる目と、全体の雰囲気が気持ちを安らかにしてくれる
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形式にとらわれず個性的な造形は魅力的だ
何かを、し残して世を去った人の心残りを訴えている様な石仏だ！
鑿の残りあとが円空仏のような、香りを感じさせてくれる！
小さな手が、割れた顔が何を語るのだろう
＊北条鉄道「北条駅」下車、徒歩15分。JR大阪駅前より中国ハイウェイバス「北条バス停」下車、徒歩10分
（撮影：平成20年2月23日分を追加）
