養老（ようろう）地蔵堂 四尊石棺仏（兵庫県加古川市平荘町養老）

養老地蔵堂 四尊石棺仏（南北朝時代、凝灰岩、高さ 119.3Cm 幅 53.5Cm 厚さ14.5Cm)

組合せ式石棺の側石を転用し、二重光背型を彫りくぼめ蓮華座上に坐す定印の阿弥陀如来を、二列二段に計四体彫っている

四体の阿弥陀如来の像高は23.5Cm。溝の橋に使用されていたものが、石仏と確認され祀られた。蓮華座が三弁で退化形式に属するため室町時代後期の説もある

　養老（ようろう）地蔵堂 四尊石棺仏 残欠

養老地蔵堂 四尊石棺仏 残欠（南北朝時代、凝灰岩、高さ 67Cm 幅 53.5Cm 厚さ13.4Cm)

組合せ式石棺の側石を利用し、二重光背型を彫りくぼめ蓮華座上に坐す定印の阿弥陀如来を、二列二段に彫るが、下部を欠失する

四尊石棺仏残欠、完存の石棺仏よりやや時代が下がる		地蔵堂中央の石仏

　養老（ようろう）地蔵堂 双仏石

養老地蔵堂 双仏石 （室町時代、凝灰岩、高さ 54Cm 幅 57Cm 厚さ14.4Cm)

組合せ式石棺の側石を利用し、左は坐像で阿弥陀、右は立像で右手錫杖・左手宝珠の地蔵。全体に上部を欠失する。

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養老 地蔵堂

コンクリート・ブロックの地蔵堂内に納められている

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＊JR山陽本線 加古川駅前から神姫バス 都台行きに乗車、「西養老バス停」下車 東方向へ 約250ｍ。

（撮影：平成22年1月19日、平成20年9月8日）