土山町会(つちやまちょうかい)宝篋印塔

 土山町会(つちやまちょうかい)宝篋印塔(兵庫県加古川市平岡町土山357)

土山町会宝篋印塔(県指定文化財、鎌倉時代後期 元亨三年 1323年、花崗岩)

塔身南面、舟形を彫りくぼめ蓮座上の阿弥陀立像を刻む
宝篋印塔は、土山公会堂分室 裏側の墓地に立っている 塔身西面、舟形を彫りくぼめ蓮座上の勢至菩薩を刻む

塔身三面に阿弥陀三尊の立像を刻み、残る一面に紀年銘を刻む珍しい形

笠は、下二段、上六段、隅飾は二弧輪郭つきで、内は無地

塔身東面、舟形を彫りくぼめ蓮座上の観音菩薩を刻む
塔身北面、鎌倉時代後期 元亨三年(1323)の紀年銘が刻まれている 基礎と塔身の間に、別石の反花座が入る珍しい形をしている

基礎と塔身間の反花

塔身の阿弥陀立像 下から、伏鉢、請花で九輪は六輪を残し上部が欠損する

基礎上端は複弁の反花、側面は四面とも輪郭を巻き内に格狭間をつくる。格狭間内に近江文様の開蓮華を浮彫にする

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土山公会堂 分室

宝篋印塔は、土山公会堂 分室の裏手の墓地に立っている

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*JR山陽本線「土山駅」下車、北方向へ徒歩 約16分。山陽電車「別府駅」より徒歩 約13分

(撮影:平成20年9月12日)