普明寺(ふみょうじ)宝篋印塔(兵庫県宝塚市波豆字向井山1-26)
普明寺は、平安時代に源満仲の四男 源頼平(みなもと の よりひら)によって開かれた。当初は真言宗で、寛文年間(1661~1672)に曹洞宗の寺院として再興された
普明寺宝篋印塔(県指定文化財、室町時代初期 応永二年 1395年、流紋岩、高さ 165.7Cm)
塔身、蓮華座上月輪内に金剛界四仏の種子を刻む(タラーク:宝生如来) | ||
石塔は、普明寺の手前 約100m、山道を上ったところに立っている | 塔身、蓮華座上月輪内に金剛界四仏の種子を刻む(キリーク:阿弥陀) |
笠の段形は、下二段、上六段、隅飾(すみかざり)は二弧輪郭つきで内は無地、やや外傾する
塔身、蓮華座上月輪内に金剛界四仏の種子を刻む(アク:不空成就如来) | ||
塔身、蓮華座上月輪内に金剛界四仏の種子を刻む(ウーン:阿閦如来) | 近くの波豆八幡神社、明徳二年(1391)銘の宝篋印塔とほぼ同形 |
基礎正面、近江文様の開蓮華
基礎向かって左に「応永二年」、右に「四月廿八日」の紀年銘が刻まれている
相輪部、下から伏鉢、複弁の請花、九輪、単弁の請花、宝珠 | 南北朝時代を引きずった室町時代初期の完存する在銘塔 |
複弁の反花座と基礎正面
基礎上端は複弁の反花、正面以外の三面は、輪郭を巻き内に格狭間のみを刻む
普 明 寺
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*JR・神戸電鉄三田駅より阪急田園バス乗車、「普明寺橋バス停」下車 徒歩 約7分。または阪急・JR宝塚駅より阪急田園バス「波豆行き」乗車、終点の「波豆バス停」下車 徒歩 約10分。
(撮影:平成21年5月14日)