高雄神社(たかおじんじゃ)(福井県福井市本堂5-10)
高雄神社(たかおじんじゃ)石燈籠 (江戸時代前期、凝灰岩、)
火袋の三面に、二体ずつ異なる持物の地蔵菩薩を浮き彫りにする | ||
四角形の石燈籠は、狛犬と同じく、薬師神社境内に立っている | 火袋の残り一面は、火口が四角に開けられる |
火袋の地蔵菩薩は、丁寧に彫られた蓮華座上に立ち、それぞれ印相・持物が異なる。計六体の地蔵は六道から衆生を救う六地蔵を表している
六道は、地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道の六つで、衆生が自ら作った業(ごう)により六つの世界を生死輪廻する
四角の笠は、棟を高くつくり照りむくり屋根の形状で、蕨手(わらびて)がない
火袋の三面に、二体ずつ異なる持物の地蔵菩薩を浮き彫りにする | ||
火袋の三面に、二体ずつ異なる持物の地蔵菩薩を浮き彫りにする | 頂部の宝珠は、整った形をしている |
中台は、単弁の蓮台式
竿(さお)は四角柱で、角を丁寧に面取りをしている。石材は、この地方の笏谷石(凝灰岩)が使われている |
石 燈 籠 基 礎
基礎上端は、四角の一段で、その下四方に単弁の蓮弁を彫っている
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薬師神社(やくしじんじゃ)石鳥居
高雄神社本殿西に隣接する薬師神社の石燈籠で、額束に白山宮と刻まれている。石燈籠は、石鳥居をくぐった左手に立っている
*福井駅前から京福バス 西安居線 桜井団地行きに、「本堂バス停」下車 北西方向へ徒歩 約5分。
(撮影:平成21年11月25日)