天引(あまびき)正安元年 笠塔婆

 天引(あまびき)正安元年 笠塔婆(群馬県甘楽郡甘楽町天引2212-1)

  鎌倉時代後期、正安元年(1299)の銘がある笠塔婆で街道沿いに建てられている

天引(あまびき)笠塔婆(県指定文化財、鎌倉時代後期 正安元年 1299年、砂岩:天引石)

塔身中央上部に大きく阿弥陀如来の種子「キリーク」、その下向かって右に観音菩薩の種子「サ」、左に勢至菩薩の種子「サク」を薬研彫する

阿弥陀・観音・勢至の種子で阿弥陀三尊とする。主尊の阿弥陀如来のみ蓮華座を設ける

笠    石

塔身も含め、当地で産する天引石(あまびきいし:砂岩)で造られている

正面に向かって右側面に、不動明王の種子「カンマン」、左側面に愛染明王の種子「ウーン」を薬研彫する

塔身 下部

塔身下部に、「正安元年(1299)十月廿日」の紀年銘がある

 天引(あまびき)正安四年二月二十二日銘 笠塔婆               石仏と石塔-目次!

塔身左側面、愛染明王の種子「ウーン」 塔身右側面、不動明王の種子「カンマン」

 笠塔婆(かさとうば)

*上信電鉄「上州新屋駅」下車、南方向へ 約2.5Km。上州福島駅で、無料のレンタサイクルを利用すれば便利。

(撮影:平成22年4月7日)