赤城神社(あかぎじんじゃ)(群馬県伊勢崎市宮前町1582)
赤城神社 石幢(せきどう)(県指定文化財、室町時代中期 延徳二年 1490年、安山岩、高さ 205.5Cm) |
龕 部
龕部は、通常の六地蔵と延命地蔵もしくは勝軍地蔵を加え七面とする
笠は両端で反り、軒下に垂木型を刻む。竿は、後補の輪廻車をつけ、「延徳二年(1490)庚戌二月十九日」の紀年銘が刻まれている |
中 台
中台は、四隅に隅飾りをつけ、下端は蓮弁を刻出する
基 礎
基礎上端は反花、側面は輪郭を巻き、中央に月輪を彫り沈め胎蔵界四仏の種子を薬研彫する
古碑殿内には、もう一基石幢があり、龕部は上端二段の段型で、側面二区の別石基礎が使われ、中台は屋根(笠)になっている |
*JR・東武「伊勢崎駅」下車、東南東方向へ徒歩15分。
(撮影:平成22年4月8日)