大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)(愛媛県今治市大三島町宮浦3327)
瀬戸内海、大三島に鎮座する神社で日本総鎮守と称する。祭神は大山積大神で、全国の大山祇神社・三島神社の総本社
大山祇神社宝篋印塔 西塔 (重要文化財、鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 332Cm)
三基の宝篋印塔の内、東塔は正面に向かって右側の宝篋印塔。三基いずれも細部に変化をつけていて、同形ではない |
笠は下二段、上六段、隅飾は三弧輪郭付で内は素地(他の二基は隅飾が別石)
相輪頂部、先端が尖った宝珠と請花 | ||
西塔相輪、下から伏鉢・請花・九輪・請花・宝珠 | 相輪下部、伏鉢と単弁の請花 |
塔身は四面とも無地で、文字は刻まれていない
塔身の背面に、納入孔が丸く穿たれている(写真:上右)。三基はいずれも鎌倉時代後期の作品 |
基礎上端は複弁の反花、側面三面は輪郭を巻き内に格狭間を作る。背面のみ無地
小千命(おちのみこと)御手植の楠(国指定天然記念物)
境内中央にそびえる樹齢2600年と伝えられている楠。御神木として崇められている
宝篋印塔紀年順 | 乗禅寺(じょうぜんじ)宝篋印塔(前方右端)(鎌倉時代後期) | 宝篋印塔-紀年順-目次 |
*JR今治駅前・JR福山駅前から瀬戸内運輸バス しまなみライナー乗車、「大三島BSバス停」下車 。大三島BSバス停から宮浦港行きに乗車、「大山祇神社バス停」下車 すぐ
(撮影:平成20年12月18日)