日光仏岩(ほとけいわ)六部天(栃木県日光市山内)
日光仏岩六部天(江戸時代初期)
向かって左から帝釈天、四天王、梵天、不動明王、四天王、四天王の六体
不動明王立像(向かって右から三体目)
不動明王立像(江戸時代初期)
不動明王は、サンスクリット語名アチャラで、動かないものの意味
右手に持つ宝剣は、失われている。額と目尻のしわ、引き締まった口元、重い怒りをこらえる表情、表現が石仏を超えている |
不動明王頭部
肩にかかる弁髪が、京都の東寺、青不動を思い出させる
四天王(向かって左から二体目)
四天王立像(江戸時代初期)
鎧姿で、胸を張った四天王はやはり、表情と内面の表現がすばらしい |
四天王(向かって右から二体目)
四天王立像(江戸時代初期)
左手を腰にあて、目がつりあがった四天王。なにかを監視するような表情。仏法の守護神としての面目躍如といったところだろう |
観音堂(産の宮)(県指定文化財、江戸時代)
楊柳観音(ようりゅうかんのん)を祀る
別名、「香車堂(きょうしゃどう)」とも呼ばれ、将棋の駒の香車を祀り安産を祈願する
勝道上人の墓の隣にある五輪塔三基
勝道上人の弟子の墓
*JR・東武鉄道「日光駅」下車、東武バス乗車、「神橋」下車、徒歩15分
(撮影:平成19年5月2日)