普賢寺(ふげんじ)宝篋印塔(南・北塔)

 普賢寺(ふげんじ)(東京都葛飾区東堀切3-9-3)

   普賢寺は、鎌倉幕府創設に尽力したこの地方の豪族 葛西清重が開いたとされる

  普賢寺宝篋印塔 北塔

普賢寺(ふげんじ)宝篋印塔 北塔 (都指定文化財、南北朝時代前期、安山岩、高さ 183.4Cm)

笠の段型は下二段、上五段、五段目は二区の露盤、隅飾は二弧輪郭付で内は無地やや外傾する

塔身正面、塔身は四面とも輪郭を巻き内は無地 基礎上端は二段、側面は四面とも二区に分け内は無地

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相輪は、先端部を欠失する。この宝篋印塔は、中央塔とともに「江戸名所図会」他の書物に記載され、古くから著名なものであった

反 花 座

上端は子持ち複弁反花、側面は二区に分け、それぞれ格狭間をつくる

  普賢寺宝篋印塔 南塔

普賢寺(ふげんじ)宝篋印塔 南塔 (都指定文化財、室町時代前期、安山岩、高さ 124.2Cm)

露盤上の相輪は、上部の宝珠・請花・九輪の一部を残し下部を欠失する
石塔は、時代が下がるに従って小型化し、笠の隅飾りが開いてくる」 塔身正面、塔身は四面とも輪郭を巻き内は無地

笠の段型は下二段、上五段、五段目は二区の露盤、隅飾は二弧輪郭付で内は無地やや外傾する

基礎上端は二段、側面は四面とも二区に分け内は無地 上端は子持ち複弁反花、側面は二区に分け、それぞれ格狭間をつくる

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普  賢  寺  本  堂

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*JR常磐線 綾瀬駅下車 、南東方向へ 約24分。

(撮影:平成22年4月6日)