都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)石燈籠

 都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)(滋賀県長浜市早崎町1665)

  明治の神仏分離までは、神社の本殿は弁天堂と呼ばれ、宝厳寺と一体で、宝厳寺は神社の神宮寺であった。

都久夫須麻(つくぶすま)神社石燈籠(南北朝時代 貞治年間 1362〜7年、花崗岩、高さ 164Cm)

笠上に、宝珠を載せる
六角形の石燈籠は、本殿前石段下 向かって左側に置かれている 笠は六角で、蕨手(わらびて)が直立して立ち上がる

石燈籠 火袋

火袋は、方形の火口を二面、残る四面は壁を作っている

石燈籠 中台

中台の下端は単弁の蓮華を彫りだし、側面は無地

竿は、上下に各一条、中節に三条の三節をつくる。竿に貞治(1362〜1367)の刻銘が入っている

基礎上部は、複弁の反花、側面は六面とも無地

竜 神 拝 所 竹 生 島 港

宝厳寺船廊下(重要文化財、安土桃山時代)

宝厳寺(ほうごんじ)観音堂と都久夫須麻神社本殿を結ぶ廊下で、豊臣秀吉の御座船 日本丸を利用して作られたといわれている

 白山神社(はくさんじんじゃ)阿弥陀三尊板碑                   石仏と石塔-目次!

都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)本殿(国宝、桃山時代、方三間、入母屋造、桧皮葺)

 石燈籠(いしどうろう)

*JR長浜駅から徒歩 約10分の長浜港から船で竹生島へ、もしくはJR近江今津駅から徒歩 約5分の今津港から船で竹生島へ、下船後 徒歩すぐ。

(撮影:平成21年11月30日)