常永寺(じょうえいじ)五輪塔

 常永寺(じょうえいじ)(滋賀県湖南市岩根1043)

常永寺五輪塔(旧甲西町指定文化財、南北朝時代 康永四年 1345年、花崗岩、高さ 214Cm)

五輪塔、風・空輪
頂部 空輪の背部を一部欠損する他は完存する 五輪塔、火輪

五輪塔は、姿の整った女性的な美しさを見せている

五輪塔、水輪

五輪塔は、四方の各輪に四門の梵字(東:発心門、南:修行門、西:菩提門、北:涅槃門)を刻む

五輪塔 地輪

地輪背面、梵字「ア」を挟んで両側に「康永四年(1345)乙酉二月七日、一結衆敬白」の紀年銘がある

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常永寺

常永寺は僧網疎が康永元年(1342)開基し、天正十九年(1591)安土浄厳院の末寺になった

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*JR草津線「三雲駅」下車、徒歩 35分

(撮影:平成20年4月29日)