光福寺(こうふくじ)宝篋印塔

 光福寺(こうふくじ)(埼玉県東松山市岡498)

光福寺宝篋印塔(重要文化財、鎌倉時代後期 元亨三年 1323年、安山岩、高さ 210Cm)

基礎、上端は複弁の反花、側面は輪郭を巻くが内は無地。塔身は輪郭を巻き、正面のみ宝篋印塔と刻むが他面は無地

塔身は正面のみ宝篋印塔と刻まれているが、後から彫られたもの。さらに塔身そのものが後補ともいわれる

笠は下二段、上四段で最上段は露盤とし格狭間をいれる。隅飾は二弧輪郭付き、相輪は上部を欠損する

基礎の一面に銘文が入る

銘文:「奉造立宝篋印塔一基、右塔婆者大日本国武州比企、玉太岡四国山光福禅寺沙門、

鏡空子円元亨癸亥(1323)、仏成道日起之誌之矣、当時大檀那比丘尼妙珊、藤原光貞朝臣、施主妙弥閣阿」

宝篋印塔と板碑が納められている覆堂

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光福寺 全景

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*東武東上線 東松山駅より熊谷行きバス乗車、「東松山病院前バス停」下車、北東へ徒歩 約10分。

(撮影:平成20年3月23日)