上杉憲方(のりかた)七重石塔

 上杉憲方(のりかた)七重石塔(西方寺跡)(神奈川県鎌倉市極楽寺1-2)

上杉 憲方(のりかた)七重石塔 (国史跡、室町時代前期、安山岩、高さ 292Cm)

塔身、四方仏
七重石塔は、上杉憲方の墓と伝えられている 塔身、四方仏

基 礎

基礎は背が高い。側面は一区で、輪郭を巻き、内に大きな格狭間をつくる

塔身、四方仏
塔身、四方仏 上杉憲方は、鎌倉管領の有名な執事で応永元年(1394)に没した

塔身は輪郭を巻き、二重光背形を彫りくぼめ 蓮座上に坐す四方仏を半肉彫りする。

相輪は水煙がついており、頂上の請花・宝珠は欠損している。塔は、美しいが、印象が薄く感じた。

西方寺跡石造五重層塔(凝灰岩製)

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味のある形をしている五輪塔

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*江ノ島電鉄「極楽寺駅」下車、徒歩2分。

(撮影:平成20年3月25日)