箱根磨崖仏群(俗称:二十五菩薩)(神奈川県足柄下郡箱根町)
この岩体(西側)には阿弥陀如来一体と地蔵菩薩二十一体、供養菩薩一体の二十三体が刻まれている。どれもみな美しい
箱根磨崖仏群(重要文化財、鎌倉時代後期、安山岩)東面
地蔵菩薩立像 B・A(@の手前の二体、上に屋根石を岩面にさしこむ) | 地蔵菩薩立像@(東面向かって右奥、この面最大で像高89.6Cm) |
地蔵菩薩立像B(向かって左:像高65.4Cm)・A(右:像高67.5Cm)の蓮華座の両側に水瓶(すいびょう)が刻まれている
地蔵菩薩立像A・B(左上と同じく、@の手前の二体)
向かって右の岩面に、永仁元年(1293)八月十八日に、一結衆らが造立したことと、その二十二人の交名(きょうみょう)が刻まれている。(石造美術の旅:川勝政太郎)
地蔵菩薩立像D(右)と供養菩薩E(左)(地蔵二体A・Bの左上) | 地蔵菩薩立像C(像高56.7Cm)(地蔵二体A・Bの左下) |
地蔵菩薩立像Dの像高は61.7Cm,供養菩薩Eの像高は31.6Cm
地蔵菩薩立像G(47.1Cm)(地蔵菩薩Fの下側、南面写真の正面下側) | 地蔵菩薩立像F(像高30.1Cm)(供養菩薩Eの左下) |
箱根磨崖仏群(重要文化財、鎌倉時代後期、安山岩)南面
地蔵菩薩立像三体L(左21.1Cm)、K(中央20.9Cm)、J(右20.8Cm)(地蔵菩薩Gの左上、南面中央)
お顔が可愛いい、地蔵菩薩二体N(左36.7Cm)・M(右37.5Cm)(地蔵菩薩L・K・Jの左上)
*JR小田原駅から伊豆箱根バス・箱根登山バス<箱根町・元箱根行き>乗車、「六道地蔵」下車
(撮影:平成19年5月4日)