報恩寺(ほうおんじ)(兵庫県加古川市平荘町山角466-1)
報恩寺 貞治六年 五輪塔(県指定文化財、南北朝時代 貞治六年 1367年、流紋岩、高さ 161Cm)
五輪塔 風・空輪、一石で彫成され空輪はどっしりとしている | ||
報恩寺墓地の奥、四基並んだ五輪塔の向かって右端 | 五輪塔 火輪、鎌倉時代の前二基に比べ、軒反が力強さに欠ける |
五輪塔 地輪
正面(東面)に「貞治六年(1367)丁未、學誉大徳、十月廿一日」の銘文がある
五輪塔 水輪、最大径が上部にある壺型だが、ほぼ球形をしている | ||
地輪は、直接地面に置かれている | 五尺塔として造られ、各輪無地で梵字は刻まれていない |
報恩寺阿弥陀三尊種子板碑(鎌倉時代後期 弘安七年 1284年、凝灰岩、高さ 104Cm 幅 83.8Cm)
十三重石塔の左側(西側)に立ち、弥陀三尊の種子を薬研彫りする。弥陀を中尊(キリーク)に勢至(サク)、観音(サ)を脇侍とする |
板碑の下部に二行、「弘安七口、・・・・日」の紀年銘が刻まれている
報恩寺(ほうおんじ) くりぬき石棺
くり抜き石棺(長さ147Cm、幅 約65Cm、高さ 55Cm、穴の深さ29.5Cm)
報恩寺墓地の一番奥に鎌倉時代後期から室町時代初期の古い五輪塔が四基並ぶ。いずれも県指定文化財
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*JR加古川線「神野駅」下車、徒歩約4Km。JR加古川駅から神姫バスの便もある。
(撮影:平成19年9月24日、平成21年8月7日)